旦那さんの闇 その2

前の記事の続きです。

私も親が離婚していたり、大学も浪人してたり、この年まで独身だったりと、決して超順調な人生ではないです。
ただ、親は子供の頃から基本的に自由過ぎる私の意思や努力を尊重し、温かく応援してくれました。
また、浪人し死ぬ気で勉強し、自分のレベルより背伸びしたからこそ、今の素敵な友人達にも巡り会えたわけだし、今までの素敵な彼氏達にも色々と人生の深みを与えてくれたな、と環境に感謝しています。

旦那さんの事を悪く言うつもりはないですが、旦那さんは過去や両親のことをまだ昇華や克服はしてはおらず、別のことで穴埋めしたり、時間が過ぎるのを待つだけの過ごし方をしたから、まだネガティブなのかなと思いました。とは言え、私は旦那さんではないし、そこまでの辛さの経験をしていないから、本当に理解できてはいないと思うのですが。

身の周りに旦那さんのような人がおらず(だから誠実に見えたのかも)、色々ありつつも最終的にはポジティブな友達&元彼達ばかりだったので、今後具体的にどうしていくかは考え中です。
私や仲の良い親族とベッタリでも成長しないので、旦那さんとタイプが違う男性(仕事関係でなく)とプライベートで仲良くなるように、裏から手を回そうかなと思います。

年下ではありますが、圧倒的にチャラい人(仕事は出来ても異性関係が派手、など)に対する免疫が無さすぎる。多分彼の友達はそういうタイプがいないし、友達の絶対数も過去のトラウマから制限している。

私の学生時代の友人でもそういう人はいるし、私も人のこと言えないチャラさだった時代もあるし、そういう人は実は根が真面目だったりとかもするし、遊びきっているから結婚しても落ち着いてそう。
自分を正当化したいのかもしれないけど、私は毛嫌いはしてないです。

私と彼が過ごした学生時代が違いすぎて(彼の大学入学以前は、多分大半の人と違う)、許容範囲の広さが違いすぎるのかなと思います。
口では多様性を認めると言いつつも、自分を無条件に受け入れてくれそうな、寛容か大人しい人を圧倒的に贔屓して、チャラい人を表面的にだけ見て軽蔑してしまっている。

私には、大好きだった元彼が居て、その人は彼とは全然違うタイプでした。多分過去も多分今もチャラいタイプだけど、やるときはやるし根がポジティブ。
明るくエネルギーに満ち溢れて、尊敬しか出来ない人でした。私が振られなければ、結婚したかったです。

別れてからも友達関係で、社会人になってからの他人に話せない私の悩みを沢山聞いてくれました。
多分、彼の方が仕事も難しいし忙しいけど、一切弱音は吐かず、私を元気づけてくれました。
学生時代に別れたし、その後も別の人と付き合いましたが、正直30歳くらいまでは彼を越える人は見つからず、心のなかではずっと好きでした。完全に結婚向きではないタイプですが。。

今の旦那さんと付き合ってからも連絡はたまに取っていて、今回のことがあってまた会って話したいなと思ってしまいました。

結婚したから浮気はしないけど、彼への尊敬は年とともに単調増加です。多分死ぬまで人として大好きなんだろうなと思ってしまいます。
繊細な旦那さんにはこの事は話せないし、墓場まで持っていくレベルです。。